Xperia ray(so-03c_st18i)にLineageOS14.1を今更入れてみた。in2020

2020/2/28

docomoのXperia ray so-03cにカスタムROMのLineageOS14.1をインストールした記録です。そのほかの sony Ericsonスマホ、Xperia Arc Neo Pro Mini Pro Active Mini でも参考にしてもらえると思う。
<注意>windowsXPとwindows10の両方が必要です。

必要なファイルやアプリ、参考にしたサイトをパッケージにしたので、以下のURLからダウンロードして欲しい。
so-03c_lineageOS_conversion_plan.zip

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大まかな手順
(0) 上のURLから「so-03c_lineageOS_conversion_plan.zip」をダウンロードして適当な場所に展開する。
(1) Omnius for se のライセンスを購入する
(2) Omnius for SEでブートローダーアンロックをする(windowsXPが必要)
(3) android SDK をwindowsにインストールする(windows10が必要)
(4) FastBootDriverをインストールする
(5) lineageOSをso-03cにインストールする
(6) 要rootアプリを使えるようにする

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(1) Omnius for se のライセンスを購入する

https://www.omnius-server.com/buy_client

以下のように4つのメニューがある。「android unlock」は一つのデバイスしかアンロックできない。1dayというメニューは一日以内なら複数デバイスのアンロックができるのだろうか?

こんな感じでメールが送られてくる。購入ページに書いてある通り、ちゃんと土曜日に送られてくる。予定通り来ない時は、スパムボックスに自動仕分けされていないか確認。

(2) Omnius for SEでブートローダーアンロックをする

Omnius for SE はwindows10ではうまく動かない。XPでアンロックできた。

(3) android SDK をwindowsにインストールする

現時点でandroid SDKというインストールパッケージは配布されていない。android studioの中にSDKが入っているようだ。32bitのXPでandroid studioは動作しなかったので、windows10で作業することにした。

(4) windows10にFastBootDriverをインストールする
https://novlog.me/win/win10-install-driver-fastboot/を参考にする。

これがないと、fastbootモードのso03cをwindowsが認識できない。flashtoolのfastbootdriverを利用するが、ただではインストールできない。

(5) lineageOSをso-03cにインストールする

http://gakkiketubousyou.doorblog.jp/archives/46812966.htmlを参考にする。

@microSDカードは特に高価なものは用意していない。フォーマットはfat32でいい。

A先に展開したフォルダを開いて、アドレスバーに「cmd」と打つとコマンドプロントが起動する。

Bso-03cの音量upを押しながら接続

Cfastboot flash boot boot.img とコマンドプロントにコピペ

Dfastboot erase system とコマンドプロントにコピペ

Efastboot erase userdata とコマンドプロントにコピペ

Ffastboot reboot(僕の時はso-03cがフリーズして再起動できなかったので、電池を外した)

Gso-03cが起動する。「Legacy Xpedia」とブート画面が表示されたらすぐに、音量ダウンキーを押すと「ぶ!」っと震え、スマホがRecoveryモード画面が表示される。連打は必要ない。

HスマホRecovery画面にて、Apply update→Apply from ADBと選ぶ。

Iadb sideload System-Formating-Tool_signed.zip とコマンドプロントにコピペ。名前からして初期化するんでしょ。

Jスマホが「success!」となったら、再び、スマホRecovery画面にて、Apply update→Apply from ADBと選ぶ。

Kadb sideload lineage-14.1-20180813-UNOFFICIAL-LegacyXperia-urushi.zip とコマンドプロントへ

Lスマホが「success!」となったら、再び、スマホRecovery画面にて、Apply update→Apply from ADBと選ぶ。

Madb sideload HDPI_miniGAPPS-7.1.1-20170108-tb-signed.zip とコマンドプロントへ

Nスマホが「success!」となったら、Recovery画面で「factory reset」→「full factory reset」と「wipe cash partition」をクリック。たぶんどちらかが不要。「キャッシュを消さないと起動できない」らしいので、wipe cash partitionが正解だろうか。いずれにしろ、どちらも一瞬で終わるので、ふたつやったらいい。

O上記作業が終わったら、「Reboot system now」をクリック。再起動される。30分くらい起動画面が続く。ちなみに、2回目以降の再起動は2分くらいかかる。

(6) 要rootアプリを使えるようにする

あまりにも遅い。
https://www.saiano.com/2015/01/cyanogenmod-12_28.htmlを参考に、まずroot権限を取得する。開発者オプションを表示させると、ルートアクセスという項目がある。これを有効にすると、要rootアプリが使えるようになる。
setCPU(free)でクロック数を変更できそうだが、もしかするとlineageOSのデフォルトでマックスだったかもしれない。

antutuでベンチマーク調べられる

お疲れさまでした

(C)GOTO Takasi